目次
1 医療現場で応招義務の判断が問われている(応招義務の可否がポイントとなった事例から)
2 患者トラブルが解決できない背景(患者トラブルはますます解決困難になっている;患者トラブルの背景→時代が変わった;患者トラブルの根本的な問題→誤解と思い込みがある;スキルとノウハウだけではトラブルは解決できない)
3 応招義務を捉え直す(応招義務を改めて理解する;裁判で応招義務はどう判断されてきたか;行政と医師会の最近の見解を読み解く)
4 応招義務に縛られない新しい考え方(患者トラブル解決に向けて応招義務の新しい考え方)
著者等紹介
尾内康彦[オノウチヤスヒコ]
元大阪府保険医協会事務局参与(現、医療法人浩仁会・南堺病院顧問)。1954年福岡県生まれ。大阪外国語大学卒。79年末に大阪府保険医協会に入局。協会業務以外で、医療機関の各種トラブル相談にも積極的に応じてきた。全国の保険医協会員をはじめ、医系大学、病院、学会、医会、病院協会、医師会他からのトラブル相談や講演依頼にも対応してきた。その他、看護・臨床検査・介護領域からの相談も多い。2019年8月末同協会を退職後、医療法人浩仁会南堺病院事務部顧問に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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