出版社内容情報
《内容》 高齢者や長期の病気療養中の人でもおいしく食べてもらえるよう,種々の病気ごとに,その病気に対する食事のすすめ方,食材の選び方や調理法などを医学的・栄養学的にアドバイス。毎日のための身近な食材を用いてするできる102のレシピつき。
《目次》
【食欲の医学】
・食欲のメカニズム-食欲の生理
・食欲不振の原因
・食欲不振の実践的対策-とくに高齢者の場合
・食欲不振をきたす疾患別栄養療法
【よくみる症状と食のポイント】
・発熱のとき
・下痢のとき
・口内炎のとき
・慢性的な便秘のとき
・呼吸が苦しいとき
・全身倦怠のとき
・味覚障害のとき
・嗅覚障害のとき
・嚥下障害のとき
・口臭を気にするとき
・原因不明の食欲不振のとき
【疾患ごとに考える食のポイント】
・脳卒中後遺症1-味覚障害があり甘いものを好む
・脳卒中後遺症2-誤嚥しやすい
・パーキンソン病1-咀嚼しにくい
・パーキンソン病2-振戦で食べにくい
・慢性関節リウマチ-鎮痛剤の長期服用による胃腸障害
・寝たきり1-褥瘡を治すために
・寝たきり2-排便を気にして食事を摂らない
・肥満-太りすぎを気にして食事を摂らない
・歯科的疾患-摂食困難である
・放射線照射後遺症1-味覚障害や唾液分泌障害になった
・放射線照射後遺症2-口渇感があるが,摂食・飲水困難
・胃瘻設置-手製の流動食を作る
・人工肛門設置-臭気が気にならない食事がほしい
・胃全摘-ダンピング症候群がある
・膵臓癌-通過障害と嘔気がある
・癌性疼痛-痛みで食べられずモルヒネによる便秘もある
・昼間独居の高齢者-一人でも食べやすいもの
【One point】
・上手な水分補給
・お粥の炊き方
・誤嚥を防ぐ食事介助
・食欲不振とアルコールの効用
・増粘剤の使い方
・朝昼たんぱく質制限療法
・食事介助の工夫
・間食と夜食
・咀嚼しやすい寒天と寄せ物の作り方
・ミキサー食の作り方
・慢性的な痛みがあるとき
・高齢者や障害者でも安全に調理するには
・独居でもバラエティ豊かな献立
【付録】
言葉の知識
索引
内容説明
本書は慢性疾患など長期療養をしている患者さんなどからよく聞く「食欲がない」、「食べたくない」などの訴えに、食事を作る立場から対応することを目的に、食欲・食欲不振の医学的解説、また栄養学的に重要な事柄や実際に調理をするうえでたいせつなポイントをまとめている。
目次
食欲の医学(食欲のメカニズム―食欲の整理;食欲不振の原因;食欲不振の実践的対策―とくに高齢者の場合 ほか)
よくみる症状と食のポイント(発熱のとき;下痢のとき;口内炎のとき ほか)
疾患ごとに考える食のポイント(脳卒中後遺症;パーキンソン病;慢性関節リウマチ ほか)
著者等紹介
福生吉裕[フクオヨシヒロ]
(財)博慈会老人病研究所・所長。日本医科大学付属四病院栄養士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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