出版社内容情報
《内容》 本書が,第一に,当初はイギリスで,現在は世界の多くの国々の医学界で提唱されているEBMの考え方をふまえてつくられていること,第二は,オーストラリアには大製薬企業がなく,大製薬企業からの圧力がかかりにくく,国際的にも信頼できる医学・医療の成果が盛り込まれていることである。今の感染症をみてみると,感受性が不明なままに,免疫力の低下時や症状改善が遅延している場合,抗生物質の大量療法や長期間投与などが行われているケースはまれではない。このあたりは厳格な投与判断が要求される課題のひとつである。この点,本ガイドラインは,適切かつ費用対効果のよい薬剤の排他的ではなく,推奨的・選択的な視点で標準的な薬剤処方が示されている。 《目次》 I.抗生物質使用の原則II.薬の基本知識III.心血管系感染症IV.中枢神経系の感染症V.眼科的感染症VI.消化管感染症VII.生殖器感染症VIII.ヒト免疫不全症候群ウイルス(HIV)感染症IX.腹腔内感染症X.マラリアXI.口腔および歯科感染症XII.手術時以外の抗生物質予防投与XIII.手術時の抗生物質による予防XIV.呼吸器感染症(上気道感染症)XV.呼吸器感染症(下気道感染症)XVI.敗血症および全身感染症XVII.皮膚,筋肉,骨・関節の感染症XVIII.尿路感染症資料1.抗生物質の相互作用資料2.抗生物質と食物資料3.抗生物質の静注投与資料4.抗生物質の血中濃度モニタリング資料5.妊娠,授乳時の抗生物質資料6.抗生物質の小児用量資料7.腎障害患者への抗生物質投与方法資料8.臨床的に重要な耐性について資料9.減感作療法のプロトコール
内容説明
本書は、オーストラリアのこの分野の専門家が世界の良質の文献をレビューし、ベストエビデンスに基づいて練り上げた、最新の、適切で、費用‐効果比の良い治療法を提供しています。
目次
抗生物質使用の原則
薬の基本的知識
心血管系感染症
中枢神経系の感染症
眼科的感染症
消化管感染症
生殖器感染症
ヒト免疫不全症候群ウイルス(HIV)感染症
腹腔内感染症
マラリア〔ほか〕
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