内容説明
介護は、介護職の人たちに任せておけば大丈夫?それで人は本当に幸せなのだろうか?子が親を介護するという実情は、想像以上に過酷である。親と子が“一緒に生きるための介護”とは何か、老親を持つ世代には是非知ってもらいたい。テレビ東京系『いま助けてほしい―息子介護の時代』で話題を呼んだドキュメンタリー。母を想う息子の心の叫び。
目次
序章 和ちゃんと私(未来・将来への不安;すべてパッカーンと消滅した ほか)
1章 和ちゃん逝く(和ちゃんへの想い;止まらない涙 ほか)
2章 和ちゃん、ありがとう(和ちゃん、おかえり;「和ちゃん」と呼んでくれる人たち ほか)
3章 葬儀の朝を迎えて(寂しい葬儀、少ない参列者;位牌・お茶湯・遺影・骨箱 ほか)
4章 本当の悲しみ(オーイ、和ちゃん;心にポッカリと空いた穴 ほか)
著者等紹介
野田明宏[ノダアキヒロ]
フリーライター。1956年生まれ。バックパックを背負って約50カ国を旅する。その後、グアテマラを中心に中央アメリカに約2年間滞在。2002年、母親の介護をきっかけに、老人介護を中心とした執筆活動を開始。2012年に母親が他界した後も、介護関連の執筆活動、講演などを続け、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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