内容説明
本書は、企業をめぐる情報化の動向を統計的分析手法を利用して分析し、あわせて将来展望を行ったものである。情報化が社会・経済にとって重要になればなるほど、大企業だけでなく、平均的企業の情報化の程度、またそれが社会・経済に及ぼす効果を数量的に把握することが極めて重要になる。本書にある多面的な統計分析アプローチの帰結を総合的に展望してみると、企業をめぐる情報化の実態や、そこに含まれる問題点についての鳥瞰図が得られる。
目次
序章 企業情報化の実態と展開
第1章 情報戦略と情報管理の展開
第2章 企業の情報システム化と情報管理の展開
第3章 企業の情報化と企業経営
第4章 企業情報処理の構造
第5章 情報産業の発展と見えにくい情報生産総量の変化
第6章 情報生産活動従事者の構造変化
第7章 情報サービス産業の発展とその要因
第8章 情報生産における労働生産性
第9章 経済の高度情報化と経済成長
第10章 経済の情報化と雇用効果
第11章 情報生産関係統計の諸問題
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