政治理論のパラダイム転換
コスモポリタニズムの挑戦―その思想史的考察

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  • サイズ B6判/ページ数 381,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938662745
  • NDC分類 311.2
  • Cコード C3031

内容説明

多くの分野で相互依存が深まり、一国内で解決できる事柄が減る一方の今、無視できない思想となりつつあるコスモポリタニズムと、国民国家に重心を置く思想との真摯な対話を試みる中で、国民国家を超える秩序像のための理論的諸問題を整理。

目次

第1部 コスモポリタニズムの挑戦(コスモポリタニズムの思想史;J.マリタンの自然法論的コスモポリタニズム;M.ヌスバウムの共感的コスモポリタニズム;D.ヘルドのコスモポリタン・デモクラシー;J.ハーバーマスの法制的コスモポリタニズム;T・W.ポッゲの分配的コスモポリタニズム)
第2部 国民国家の側に立つ人々(C.シュミットのコスモポリタニズム批判;J.ロールズのコスモポリタニズム批判;M.ウォルツァーのコスモポリタニズム批判;D.ミラーのコスモポリタニズム批判)

著者等紹介

古賀敬太[コガケイタ]
1952年福岡県生まれ。京都大学法学研究科博士課程修了。博士法学(京都大学)政治思想史専攻。現在、大阪国際大学現代社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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