内容説明
清水寺の大西良慶和上が四十年数年前、「もう素人やないな」と評した西田師の版画は、その後東大寺の清水公照師、善光寺の一条智光師といった高僧にも愛されてきた。版画界の重鎮の一人徳力富吉郎氏も「とても、ありがたいことである」と深い共感を送り続けた西田和尚の描く仏たち。これまで数知れない人達を励まし、叱り、癒してきた姿が、ここによみがえった。
目次
1 昭和五十年六月~昭和五十八年七月
2 昭和五十八年十月~平成四年四月
3 平成四年五月~平成十年二月
4 平成四年四月~平成十五年八月
著者等紹介
西田光衛[ニシダコウエ]
1930年京都市生まれ。龍谷大学、早稲田大学卒。早稲田大学大学院一年修了中退。京都市立中学、京都府立高校、兵庫県立高校教諭を経て、現在、法然上人二十五霊場第三番・浄土宗西山禅林寺派十輪寺第五十七世住職。権大僧正。四十年以上にわたって、檀信徒教化を目的に仏教版画を彫り続け、現在までに京都・兵庫で個展を九回開催。そのかたわら、『朝日新聞』『京都新聞』『洛味』などの新聞雑誌に版画の挿絵を連載。また毎年、「現代名僧墨蹟展」に出品している。それらの活動がNHKテレビ、日本テレビ、読売テレビなどで広く紹介され、全国に多くのファンがある
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