もともと絵は抽象である―高校の美術で探った「絵画とは何か」

個数:

もともと絵は抽象である―高校の美術で探った「絵画とは何か」

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 46判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938643874
  • NDC分類 375.72
  • Cコード C0071

内容説明

奥行きと立体感、デッサン力が絵画の基礎だと考えられている。はたしてそれは正しいのだろうか。もっと大切なことを見落としていないだろうか。本書は、西洋絵画を規範とする美術教育がすくい取れなかった表現の試みを、高校の美術を通して探った集大成である。授業を受けた生徒作品とともにまとめた。

目次

石膏デッサンの時代
「見ること」の不思議
「陰影法」のなぞ
「遠近法」の光と陰
授業のフィールドワーク
素描と石膏デッサン
遠近法とセザンヌ
現代の絵画とそのルーツ
現代の美術とデュシャン
アートと美術教育
基礎としての鑑賞
表現の基礎
色彩と形からの発想
自分で判断できる力=美術部

著者等紹介

山廣茂夫[ヤマヒロシゲオ]
1972年、広島県立呉三津田高校卒業。2年からは美術部に入り、石膏デッサンを始める。卒業後上京し、大手美術予備校で本格的に実技に取り組む。ながく浪人を重ねたが、この間の経験が、後に美術教員としての指導の基礎となった。1977年、東京造形大学造形学部絵画科に入学。成田克彦らに学ぶ。1981年、大学卒業後、神奈川県立高等学校の教諭として採用される。綾瀬高校、野庭高校を経て、美術専門コースのある上矢部高校に勤務。ここの美術部からは、アーティストや美術教員、デザイナー、陶芸家等が多く育った。授業用資料『見る事と絵画表現の歴史』が提出論文として認められ、「美術史学会」の会員となる。2003年、美術専門コースのある白山高校の教頭として転出。以後は、専門コース・専門学科の設置校の管理職として勤務する傍ら、「全国高等学校美術、工芸研究会」副会長として、研究会の運営に携わり、2014年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanatsu

0
かつてモチーフ(特に石膏像)を前にデッサンの手ほどきを受けた際に湧いた疑問(その内の多くは、未だに自分の中で解決していない人が多いと小生は推察するが)について、巨匠の名作と共に教え子の作品図版を多く添えて説明し、解答へと導いてくれる堅苦しさの無い良書だ。課外活動での生徒との触れ合いにも沢山の共感を覚えた。特に高校の現役の美術科の先生方には読んで頂いて、授業のブラッシュアップに役立てて頂きたい。美術鑑賞愛好家が読んでも「恒常視」や「遠近法」「現代美術」「学校の中の美術教育の現状」など分かりやすく楽しめます。2022/09/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14457137
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品