著者等紹介
外山喜雄[トヤマヨシオ]
ジャズ・トランペッター、ジャズ・エッセイスト。早稲田大学・政治経済学部卒業。1968年~73年ジャズとルイ・アームストロングの故郷ニューオリンズでジャズを学ぶ。日本ルイ・アームストロング協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
1
児童書ですが、ルイ・アームストロングの伝記で、ジャズが黒人霊歌から始まり、その起源は奴隷制度と被差別にあったことを知りました。 ゴスペルの原点、黒人たちの葬送曲は、鎮魂から死者を天国に送る喜びの行進曲に変わります。 サッチモの生まれは決して恵まれていなかったし、コルネットとの出会いも彼が起こした犯罪がキッカケだったといいます。 サッチモ通ならば当然の知識かも知れませんが、似非ジャズ通の私には新鮮でした。 CDを聴きながらこの本を読んでいると、自分自身がとても懐かしい世界に入っていくことができました。2011/07/31