内容説明
幼いころから目立つことが大好きなダリの性格は、その作品にも表れています。奇抜な発想で人々を驚かせたダリは、奇想天外な作品で私たちを楽しませてくれます。子ども~大人まで。
著者等紹介
森田義之[モリタヨシユキ]
愛知県立芸術大学教授
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感想・レビュー
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Aya Murakami
89
図書館本 ダリって反抗的だったのですね。主な反抗ターゲットは父親だった模様。反抗すればするほど父親に似てしまうシーンが目に浮かびます。父親も独立運動にブイブイ言わせていたみたいですし。 絵画の方の主なテーマは夢!自分も夢をよく見る方なのですがダリもよく夢を見る体質だったのでしょうか?夢を頻繁にみる人あまり見ない人っているらしいですから。2019/08/08
sofia
32
子どもにもわかりやすく書いているが、大人にもわかりやすい。ダリは好き。2016/11/27
糸遊
14
時計がくにゃくにゃしている。小学生の時から、『やわらかい時計』は印象的だった。でも、まさかカマンベールチーズを食べた次の日にこれを描いたなんて!知らなかったよ。これを読むとダリが自分らしさをものすごく、とても大切にしていたことがわかる。そして、奥さんのことも深く愛していたんだ。でも、出会いは子供が読むのにいいのかな、ってくらいよ衝撃でした。彼の愛したセカイイチウツクシイふるさとを見たい。2013/11/25
りるふぃー
11
ピカソと同じ匂いを感じましたが、違うのは (人妻奪ってしまったけど)一人の女性を生涯愛し続けたところ!その辺りは、シャガールを連想させました。とにかく 紛れもない天才!抽象画っぽくもあるけれど、誰にでもわかりやすい。皆を驚かせたり楽しませたいというお茶目な部分が 憎めない。でも 少し絵が怖い。こんな世界には行きたくない! 2017/10/25
ははは
9
だまし絵が凄くて、柔らかい時計が面白い!2013/07/18