出版社内容情報
自分の絵が人々の疲れをとり心を穏やかに出来る肘掛け椅子の様であってほしいと願ったマティスの生涯を作品と共に紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bibi
32
この表紙、好きな絵です。ピカソの事を「僕と彼とは、まるで北極と南極のようなものだ」と言ったそうです。全く正反対だけど、惹かれあったのでしょう。2021/02/08
こぽぞう☆
14
図書館本。シリーズ読み。マティスはあまり美術展に出てこない、晩年の切り絵が好きだなあ。そのことも再確認できた。2020/01/22
うずら
7
マティス展に行くので事前のお勉強に♪ マティス展よかったです 特にドローイング
みどりまま
2
マティス展からのこの絵本。 戦争中は黒が暗かった。その後光の色として使われる。 切り絵がすきだなあ。 ロザリオ礼拝堂みてみたいな。2024/04/07
ちい
2
マティスといえば、鮮やかな色彩と、お洒落な切り絵アートが印象的。それとは別に、この絵本を読んで一番ハッとしたのは、戦争中、彼は黒の絵の具で、影や暗闇を表現していたのに、後半生、車椅子生活になった頃には、黒を使って「光」を表すようになったこと。同じ黒なのに、光と影の両方を表現できることに驚いた。 生きた時代背景や、画家の想いが、画風の移ろいに表れていて、面白い。色が持つ意味まで変わるなんて。 戦時中、先の見えない不安や暗闇に覆われていたが、車椅子生活になる頃は、室内から、光や希望を探していたのかなと思った。2023/07/05
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