内容説明
本書には、ヒロシマを知るための資料、核兵器廃絶の見通しをもつために必要な情報がいっぱいつまっています。ぜひ、みなさんのヒロシマ学習に役立ててください。
目次
1 1945年8月6日―広島で起こったこと(1945年の広島;1945年8月6日の御幸橋 ほか)
2 爆心地を歩いてみよう(碑めぐりガイド―『ヒロシマのこころ』を胸に刻むために;原爆遺跡ガイド―遺跡の前で「あの日」のことを想像してみよう)
3 核廃絶のために(原爆投下は仕方がないか;被爆者のねがいを受け継ごう ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
2
1999年2月18日発行(2008年11月11日、第6版2刷)。10年ほど前に購入。広島には何度か行っているし、原爆関係の書籍も少しは読んだつもりだが、このような小冊子にもまだまだ知らないことが書かれていた。時が過ぎれば記憶は薄れていくもの。しかし、決して忘れてはならないのが戦争の歴史。次第に壊されていく「原爆遺跡」だが、それを保存し、後世に伝えてきた広島市民の努力に敬意を評したい。若い人たちにも、広島を実際に訪れて、目で見て、心で感じて欲しい。本書の最新版を入手して、また広島を訪ねて見たくなった。2019/07/13