内容説明
沖縄社会大衆党は沖縄の心を代弁する政党として知られてきた。社大党はいかなる政党とも系列化していない。したがって土着政党=社大党の発展こそが沖縄の未来を切り拓く。この本は初めての社大党論でありウチナァンチュの未来を担う若者におくる格好の書である。
目次
第1部 沖縄社会大衆党の誕生―新琉球の建設と復帰の狭間で(土着政党から自立政党へ;社会大衆党の結党;変化する「復帰」の意味;復帰政党からの転換)
第2部 復帰後の社会大衆党―新たなる存在根拠を求めて(復帰論・反復帰論・自立論の位相;社会大衆党の現状と課題;沖縄革新の政治意識と“沖縄の心”;ウチナァンチュ保守政治=西銘県政をこえて)
第3部 地域新時代の旗手・沖縄社会大衆党―復帰20年と沖縄の未来とは(激変する世界と沖縄基地;沖縄経済の構造と課題;国家改造と地域政党の時代;〈座談会〉沖縄復帰20年と社大党の展望)