秩序問題と社会的ジレンマ

盛山和夫/海野道郎

ハーベスト社（1991/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 280,／高さ 20cm
• 商品コード 9784938551162
• NDC分類 361
• Cコード C1036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[小鈴]

囚人のジレンマ、共有地の悲劇を知ったのがこの本。意図せざる結果を純粋に抽出した論理的骨子がこれ。経済学、心理学にも通ずる論理です。社会的ジレンマとは「社会において、個人の合理的な選択が社会としての最適な選択に一致せず乖離が生ずる場合の葛藤」(Wikipedia)。「意図せざる結果」は、社会的に「最適」かどうかは問われません。むしろ意図して行為していたのに結果的に変質していて、変質したことすら忘れている、くらいの感じかな。プロ倫はそういう流れですね。

2020/05/03

[ねぎとろ]

借りものをざっと読んだ。タイトルそのままの本。面白い。

2008/06/22