温泉の未来

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938546359
  • NDC分類 453.9
  • Cコード C0095

内容説明

入浴剤、水道水…一連の「温泉偽装」は単なる詐欺事件に過ぎない。いま見逃してはならない根本的な問題とは何か。その認識を持たずして、温泉の未来は語れない。温泉を救うのは誰か?いま“手を打つ”べきことは何か。

目次

序章 温泉の本質的な特徴を変えてしまう塩素消毒
本論 温泉に未来はあるのか?(温泉の現状を語る;塩素消毒とレジオネラ問題を考える)
終章 温泉の未来のために 松田忠徳(温泉を救うのは誰か?―温泉偽装問題を考える;“温泉の本質”を守る温泉法に改正を)
付録 全国の条例にみる塩素消毒の実情

著者等紹介

松田忠徳[マツダタダノリ]
札幌国際大学観光学部教授・旅行作家。1998年、わずか1年で列島縦断2500湯を達成したのを含め、これまでに4400カ所以上に入湯。文学博士。昭和24年生まれ

阿岸祐幸[アギシユウコウ]
北海道大学医学部名誉教授。内科学、温泉医学などを専門に研究。温泉療養の分野では世界的に活躍している。北海道大学医学部教授、同大医学部付属温泉治療施設長を経て、退官後は有馬温泉病院長など歴任。医学博士。昭和6年生まれ

大河内正一[オオコウチショウイチ]
法政大学工学部物質化学科教授。専門は水化学の研究。分子・原子レベルの基礎研究から飲料水、アルコール醸成に関わる水、血液や尿などの体内水、温泉の分野と幅広い。ORP分析法による温泉の鮮度評価を確立し、話題となる。工学博士。昭和24年生まれ

甘露寺泰雄[カンロジヤスオ]
財団法人・中央温泉研究所所長。専門は温泉水の分析と水質管理。同研究所部長を経て現職。社団法人日本温泉協会常務理事も務める。理学博士。昭和5年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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