内容説明
子どもの遊びって何だろう。一言でいえば、それは〈自我の変容を楽しむ活動〉といえるでしょう。子どもたちが夢と喜びに満ちた日々を送れるように、保育実践に素朴さとパワーを、ユーモアといたずら心に満ちた新鮮な感覚を。
目次
第1章 遊びの極意
第2章 遊び心の光と陰
第3章 子どもの発達と遊び
第4章 ごっこと劇
第5章 対立関係を楽しむ遊び
第6章 「ほんと?遊び」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
3
保育のなかの遊び論を事例を豊富に取り入れながら、わかりやすく書かれた本です。著者は、子どもの遊びは「自我の変容を楽しむ活動」であると指摘します。それは、集団遊びでも個々の子どもの遊びでも、様ざまなバリエーションがあり、1つとして正解(マニュアル化)できるものではないのだと思いました。そして、子どもが楽しむのはもちろん、保育者も楽しんでこそ、遊びは広がるのだと思いました。加用文男先生の保育論は、もっと学びたいと思いました。2014/01/03
ジブリエル
0
子どもの遊びの持つ力について考えさせられる本。