出版社内容情報
日本人がワールドカップを知らない時代から日本サッカーを応援してきた伝説的サポーター集団が語る、もう一つの日本サッカー史。
内容説明
この本に登場するのは、日本代表が本当に弱かった時代にも応援をやめなかった人たちだ。彼らの語る言葉は、日本サッカーが特別なひとにぎりの人物によって作られたのではないことを教えてくれる。また後半にはスペシャル・ゲストとしてウルトラスのメンバーが登場。数人での応援が現在のようなスタジアム全体に響きわたるようになるまでに、どのような出来事があったのかを語ってくれる。
目次
日本サッカー狂会編(東京オリンピック開幕!第1次サッカーブームはじまる―1962~1966;釜本が!杉山が!メキシコ・オリンピックで銅メダル獲得―1967~1968;釜本の肝炎ではじまった日本サッカーの長い冬―1969~1979;低迷期脱出へのターニングポイント、川淵三郎の決断―1980~1985;サポーターの我慢も限界!横山代表監督・解任運動―1986~1992)
ウルトラス編(イントロダクション―1985~1992;Jリーグ誕生とドーハの悲劇―1992~1993;加茂監督更迭、死闘を潜り抜けワールドカップ初出場!―1994~1997;日本が出場した3つのワールドカップ―1998~2006)