内容説明
本書が、ただ古い八王子を振り返るだけでなく歴史に生きた人間が鮮やかに映し出されているのも、著者の人好き、人への愛情からきている…力作にも拘わらず読後感はとてもさわやかで、八王子に住まない人にも興味深い読物。
目次
第1部 八王子山地の古代伝承(シュリーマンに学ぶ;八王子の古代史は無いのか;蔵王権現と今熊山伝承 ほか)
第2部 八王子武士団の成立と展開(檜原の橘近安と八王子・小野牧;横山党と西党日奉氏;その後の八王子修験衆と武士団)
第3部 八王子往来物語(八王子城と成木石灰;鉄と鋳物と銭貨の流通;小田原北条氏と八王子 ほか)