1000点世界文学大系
ヘイムスクリングラ―北欧王朝史〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 411p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784938409067
  • NDC分類 949.53
  • Cコード C0397

内容説明

スヴェア王オーラヴとのいさかいも法律家エームンドの機智によって無事切りぬけたオーラヴ・ハラルズソン・ノルウェー王は今やハラルド美髪王が所有していた国土全体の絶対君主となり、とりわけ、ノルウェー北西部のキリスト教化に力を注いだ。一方オーラヴ王によって国を追われた諸侯や有力者たちはデンマーク・イングランド王クヌート大王をたきつけて、ノルウェー奪還を試みる。クヌート大王は戦わずしてノルウェーをおとし、オーラヴ王は少数の部下を連れ、ロシアに逃れる。ふたたび故国へ。祖国解放の戦いの最中に農民軍の刃に倒れる。没後その功績をたたえて聖王の名(Olafr inn Helga)で呼び馴らされることとなった。

目次

オーラヴ聖王のサガ(2)
マグヌース善王のサガ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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1
この巻で「オーラヴ聖王のサガ」が完結。自らの運命を予感しているかのようなオーラヴが最後の戦場へ向かうあたりの描写は、事実と信じられたことだけを淡々と描いているだけにどこか近代的で感動すら覚える。『ヘイムスクリングラ』全巻の白眉と言ってもいいのではないだろうか。ノルウェー・デンマークの二ヶ国を手にしながら早世した「マグヌス善王のサガ」も収める。2014/06/10

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