内容説明
スヴェア王オーラヴとのいさかいも法律家エームンドの機智によって無事切りぬけたオーラヴ・ハラルズソン・ノルウェー王は今やハラルド美髪王が所有していた国土全体の絶対君主となり、とりわけ、ノルウェー北西部のキリスト教化に力を注いだ。一方オーラヴ王によって国を追われた諸侯や有力者たちはデンマーク・イングランド王クヌート大王をたきつけて、ノルウェー奪還を試みる。クヌート大王は戦わずしてノルウェーをおとし、オーラヴ王は少数の部下を連れ、ロシアに逃れる。ふたたび故国へ。祖国解放の戦いの最中に農民軍の刃に倒れる。没後その功績をたたえて聖王の名(Olafr inn Helga)で呼び馴らされることとなった。
目次
オーラヴ聖王のサガ(2)
マグヌース善王のサガ
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- 和書
- この涙が枯れるまで