猫の気も知らないで―猫からヒトへの９２の質問

フォーグル，ブルース【著】〈Ｆｏｇｌｅ，Ｂｒｕｃｅ〉/能勢 理子【訳】

ペットライフ社（1999/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 206p／高さ 20cm
• 商品コード 9784938396466
• NDC分類 645.6
• Cコード C0045

内容説明

猫より気むずかしい存在、それは「猫の飼い主」。猫が気まぐれだなんて、平気でいう人間。彼らの行動、習慣、クセ、健康問題…。猫たちは、飼い主が気づいていない勘違いに心を痛めているんです。

目次

１　飼い主の本能を探る―ワタシの行動の意味を、人間はぜんぜん理解していないのね。それなのに、いそいそと猫をペットにするなんてね
２　飼い主の感情を分析する―ワタシが好きだと言った次の日に、ポイッと捨てる人間の気まぐれな感情。その深層心理には何があるの？
３　飼い主の弱点をつく―君のためだ、とワタシの爪を抜く。映画に出しては、猫を悪役に仕立てる。「人間の都合」がどこからくるのか、暴いてやるわ
４　飼い主と猫の健康相談―ワタシは飼い主といるとかゆくなるの。じつのところ、人間こそがワタシに害を及ぼしていて、猫は人間の健康に貢献しているのよ
５　飼い主と猫との昔、いま、未来―もうすぐペット界の女王の座につくワタシ。宗教や習慣によって毛嫌いされてきた歴史は、本当に終わりを迎えるのかしら？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぶんこ]

獣医学博士であり、動物病院の経営者でもある権威？のある方の本。猫が、この人に質問をするという形態をとっています。たぶんですが、フォーグル先生は猫好きではないのでしょうね。先生にとっての猫は、雑種のノラちゃんを想定してないのが伝わってきますし、質問の答えの多くに、長年猫と暮らしてきた私には「えっ～、それって絶対違うと思う」という事が多いのです。