出版社内容情報
《内容》 世界の前立腺癌の基礎・臨床研究をリードする著者らによって
著された米国版を日本人向けに翻訳・加筆し,その疫学から
最前線の診断と治療を紹介する一冊.
内容説明
最も相応しい治療方法の選択とは?本格的なノモグラムの利用法を紹介。前立腺癌の世界的権威が著した米国版を日本の医師向けに翻訳・加筆した一冊。メモリアルスロンケタリング癌センター発前立腺癌の基礎・臨床の最前線を学ぶ。
目次
疫学
前立腺癌の危険因子と予防
前立腺癌の自然史
臨床的に意義のない前立腺癌
早期発見と診断
前立腺の解剖と病理
病理学的病期(TNM病期分類)
臨床病期T分類と疾患の進行過程
局所癌の特徴
遠隔転移〔ほか〕
著者等紹介
大堀理[オオホリマコト]
1956年4月東京生まれ。1978年早稲田大学社会科学部中退後、1986年岩手医科大学医学部卒業、同年北里大学泌尿器科の研修医となる。1990年ヒューストン市Baylor医科大学泌尿器科に留学、1992年には同大学臨床インストラクター、1993年講師となる。1994年帰国し、北里大学、岩手医科大学泌尿器科の講師を経て1999年再び渡米。ニューヨーク市Memorial Sloan‐Kettering Cancer Center泌尿器科スタッフ、前立腺診断センター副所長となり現在に至る
スカルディーノ,ピーター・T.[スカルディーノ,ピーターT.][Scardino,Peter T.]
1945年9月、ヴァージニア生まれ。1971年Duke大学医学部卒業後、NIHでの研究員、UCLAで研修医を終了。1979年よりテキサス州ヒューストン市のBaylor医科大学で講師、助教授、教授となり1989年より主任教授となる。在任中、米国で最も大きいNIHの前立腺癌SPORE研究費を獲得した。1998年にはニューヨーク市Memorial Sloan‐Kettering Cancer Center泌尿器科主任として移り、Cornell大学医学部教授も兼任、1999年には外科から独立し泌尿器科の主任教授となる。2001年に再びSPORE研究費を獲得、米国での前立腺癌の臨床、基礎研究を引っ張る第一人者である
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