シャネルの戦略―究極のラグジュアリーブランドに見る技術経営

電子版価格
¥1,936
  • 電子版あり

シャネルの戦略―究極のラグジュアリーブランドに見る技術経営

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 353p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492502006
  • NDC分類 589.2
  • Cコード C3034

内容説明

なぜラグジュアリーであり続けられるのか!?知られざる最強ブランドの「経営の真髄」。

目次

イントロダクション―シャネルをめぐる環境
第1部 シャネルという企業(シャネルの組織形態;シャネル社の主要人物)
第2部 シャネルの経営戦略(技術とものづくりの伝統と革新―香水「N°5」と「チェーンベルトバッグ」を事例に;技術のアイコン化―シャネルスーツ、ツイード、カメリア等;シャネルの人材・組織戦略 ほか)
第3部 ケース・スタディ―主要事業に見る「技術経営」の真髄(化粧品事業に見られる技術へのこだわりと革新;香水に見られる技術と進化;時計事業に見られる技術へのこだわりと革新―時計事業のR&D・商品開発を例に)

著者等紹介

長沢伸也[ナガサワシンヤ]
早稲田大学ビジネススクール(大学院商学研究科専門職学位課程ビジネス専攻)テクノロジー・マネジメント(MOT)専修教授。工学博士(早稲田大学)。1955年9月新潟市生まれ。1978年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業、1980年同大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士前期課程修了。1995年立命館大学経営学部教授などを経て、2003年早稲田大学ビジネススクール(大学院アジア太平洋研究科国際経営学専攻。2007年改組により大学院商学研究科ビジネス専攻)MOT専修教授

杉本香七[スギモトカナ]
1997年東洋英和女学院大学社会科学部社会科学科卒業。2009年早稲田大学ビジネススクール(大学院商学研究科専門職学位課程ビジネス専攻)修了、経営管理修士(MBA。早稲田大学)。専門商社、外資系IT企業等を経て、「スギーズ式米語発音教授法」発音指導者および英語学習アドバイザー、教材企画・開発を担当。専門はラグジュアリーブランド・マネジメント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしたけ

44
同著者の「カルティエ最強ブランド創造経営」読了も、同書が見つからず已むなく本書に感想を記す。最強グループLVMHでなく、カルティエを傘下に擁するリシュモンを分析。LVMHと異なり宝飾/時計が75%を占める高級路線で、元あるブランド力を最大限活かした経営戦略を取る点を例に、確かな製品力や歴史を持つがブランディングに弱い老舗日本企業が学べる点が多いと説く。傘下ブランド解説だけで読み応えあるが、考察も鋭い。歴史長さに意義を加えて語る、製造拠点/創業の地をブランディングする、オリジナルブランド名を大事にする、等。2021/11/12

かませ犬

1
キルティングにチェーンベルトがついたバッグといえば、真っ先にシャネルを思い浮かべる。長い時間と経営資源を費し、アイコンの確立という長期的かつ大きな利益に結びつけたからだ。また、シャネルは老舗ブランドという地位に安住せず、多角化に挑戦し成功している。ブランド価値の一貫性を保ち、守りながら攻めの経営資源を調達する。そして、ものづくりの根源となる歴史や伝統、そこから生まれた技術を活かし、作り方や売り方においても、亡きココシャネルの哲学が演出されている。革新的な技術経営はシャネルの真髄といえるだろう。2014/10/06

*CHANEL*

1
CHANEL社の経営のお話。すごく勉強になりました!!。経営に関する事や、CHANELのコスメ、服、バッグ、時計、香水、アイコンであるカメリア、全ての物に対するCHANEL社のこだわりと情熱?的なものが伝わってきました。さすがCHANELですね!!この本を読んで、CHANELの深さを更に知る事ができました。最高に素敵なラグジュアリーブランドですね☆2011/02/02

ところてん

0
シャネルがいかにして現在の地位を築き上げてきたかが、その具体的な経営戦略から解説されます。ココ・シャネル以後も彼女の精神を引き継ぎ、幅広い分野に進出し成功を収めた、シャネルというブランドの強さが分かります。2017/02/22

ゆずとみかん

0
映画を見て、その後が知りたかったのでちょうどこの本がその後を詳しく書かれていて良かったです。ただ高いだけのイメージがかわる内容だった。2013/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/557825
  • ご注意事項

最近チェックした商品