目次
第1部 見える境界と見えざる境界(中国東北三省のモンゴル人世界;ダウールはモンゴル族か否か―1950年代中国における「民族識別」と「区域自治」の政治学)
第2部 境界、境界越えへのまなざしと思い(「境界」を行き交う民族の思いと大国の思惑―1920年代前半の「モンゴル世界」とソヴィエト、コミンテルン;統一文字への夢―1950年代中国におけるモンゴル語のキリル文字化運動)
第3部 特論(内モンゴル文学管窺―リグデン文学から覗く内モンゴルの文学と生活;日本における「東洋史」の成立とモンゴル)
著者等紹介
ユヒョヂョン[ユヒョヂョン]
1954年大韓民国生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。現在、和光大学現代人間学部現代社会学科教授
ボルジギンブレンサイン[ボルジギンブレンサイン]
1963年中国・内モンゴル自治区生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学(東洋史)専攻博士課程修了。現在、滋賀県立大学人間文化学部地域文化学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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samandabadra
2
ユ先生よりいただく。非常に読み応えのある一冊。420ページ以上の大著であったが3500円とお買い得である。 載っている論文は以下の通り: ボルジギン・ブレンサイハン 中国東北三省のモンゴル人世界 027-113 ユ・ヒョジョン ダウールはモンゴル族か否か -1950年代中国における「民族識別」と「区域自治」の政治学 115-273 青木雅浩 「境界」を行き交う民族の思いと大国の思惑 -1920年代前半の「モンゴル世界」とソヴィエト、コミンテルン 277-325 2009/06/04
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