出版社内容情報
大論争の発端となり文藝春秋読者賞を受賞した「いい加減にしてよアグネス」、若きエリート達へのインタヴユー等の硬派時事エッセイ
内容説明
論戦に火を着けた、文芸春秋読者賞受賞作「いい加減にしてよアグネス」に議論の厳しさを見たあとは、「私のテレビ評」でメディアの功罪について考えてみる。そして現代の若きエリート11人への直撃インタヴューで「ハハ~ッ」と恐れ入りましょう。この硬派時事エッセイ集、あなたを啓発してやまないはずです。
目次
いい加減にしてよアグネス
女の論争というけれど
たけしは果して英雄か
私のテレビ評
サンバの国のマリコ
エリート椅子とりゲーム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKETOM
8
冒頭50ページは例のアグネス論争の余波。アグネスという人物は、要するに、例えば小学生だから許されるがいい大人が口にすればバカと言われるようなことを臆面もなく公的な場で発言してしまう。これはもちろん、自分自身のいかにも純情無垢風な雰囲気と、日本左翼の大好きな中国人という属性を意識した計算ずくなものなのだが、林はそのバカの部分について批判した。そしたら予想以上にアグネス応援団が湧いて出て林批判を始めたということらしい。「日本がこれほど甘ちゃんの国でなかったら、アグネスという人が生きていけるはずがない」2022/02/24
ざくろ
2
★★☆☆☆読んだけどあまり記憶に残らなかったです....うう....2015/11/05
sau
1
この本で初めて「アグネス論争」を知る。 両者の意見を見聞きしていないので何とも言えないけれど、どちらの意見も理解できるしどちらの意見も賛同しかねる部分がある。随分乱暴だな、という話の展開が両者に多く感じる。今との価値観の差異なども含めて読んでて大変興味深かった。 2021/05/062021/05/06
Deer Book
0
論戦に火を着けた、文芸春秋読者賞受賞作「いい加減にしてよアグネス」に議論の厳しさを見たあとは、「私のテレビ評」でメディアの功罪について考えてみる。そして現代の若きエリート11人への直撃インタヴューで「ハハ~ッ」と恐れ入りましょう。この硬派時事エッセイ集、あなたを啓発してやまないはずです。2019/12/01
桃
0
1980年代頃の日本が元気だったころの時代背景を想像しながら読んだ。 2021/05/01