目次
第1章 広がりはじめた学校選択制(学校選択制にはどのような種類があるのか;学校選択制の全国への広がり ほか)
第2章 東京都の各区はこうなっている(公立学校の「体質改善」を狙う学校選択制―品川区;「教育改革」のアピールと学校選択制―杉並区 ほか)
第3章 東京以外の導入地域はこうなっている(埼玉県―東京に次いで学校選択の多い県;広島県―西日本で学校選択の最も多い県)
第4章 選ばれる学校・選ばれない学校(選ばれる学校、選ばれない学校が固定化しつつある;「特色づくり」と選択とのミスマッチ ほか)
著者等紹介
嶺井正也[ミネイマサヤ]
専修大学教授
中川登志男[ナカガワトシオ]
専修大学大学院生(法学研究科修士課程)
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感想・レビュー
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わらび
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本当に学校選択制をとる必要はあるのか?確かに絶対に入りたい部活が最寄りの中学校にないと分かっている場合はわざわざ遠い中学校に行くというのも納得できるが、学校選択制の本来の意図のように学校の特色で選ぶというのはないように思う。教師の意識改革などもっともな理由をあげているが、実際のところ、学校統廃合を合法的に行い、費用を削減しようとしているようにしか思えない。全ての学校がオンリーワンの特色を持てるようになってから選択制を取り入れるべきだろう。今のままでは風評だけで学校が選ばれてしまう。2016/11/15
けくの太郎
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学校選択制が実施されている地域について、詳しくデータもついていたこともあり、わかりやすく書かれていました。図も大きく、見やすかったです。2011/11/17
MADAKI
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公立学校選択制について分析した数少ない本。大学のゼミで使ったが、そういえば学校選択制ってどうなったんだろう。
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- 和書
- 月ノ光