内容説明
韓民族の側から、初めて伊藤博文を公正に評価した秀作。祖国の英雄・安重根を冷静に分析した本、登場!日本のリーダー、首相の原点がここにある。
目次
序章 私の体験的伊藤博文、安重根論
第1章 韓国人が知らない知性人・伊藤博文
第2章 伊藤博文は韓国侵略の「元凶」か
第3章 日本人が知らない安重根
第4章 思想家・安重根
第5章 「伊藤VS安」の対立構図、再発見
終章 日韓和解への道はある
著者等紹介
金文学[キンブンガク]
比較文化学者、文明批評家。1962年、中国の瀋陽で韓国系三世として生まれる。1985年、東北師範大学日本文学科卒業。6年間大学講師を務め、1991年来日。同志社大学大学院で修士課程を修了。京都大学大学院を経て、2001年広島大学大学院博士課程修了。現在広島文化学園大学社会情報部、福山大学人間文化学部、安田女子大学文学部で教鞭を執っている。その他、東京・北京・ソウルの大学、研究所の客員教授、研究員。専攻は比較文学、比較文化、および文化人類学。現在日本を中心に日・中・韓3ヵ国語による執筆、講演活動で活躍中。中国では文学賞を多数受賞。現在は日本に帰化し、広島市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。