内容説明
山海、里の幸に恵まれた環境に、アジア、西欧が融合した長崎は、ユニークな食文化の残るところ。贅を尽した伝統料理、旬を寿ぐ行事食、日々を重ねた地産料理、歴史と風土が育んだ長崎料理の数々。郷土の滋味を伝えていきたい…風土の食文化を伝える124のMENU。
目次
風土の華―贅を尽した伝統料理(卓袱料理;南蛮料理;中国料理 ほか)
四季の雅び―旬を寿ぐ行事食(正月;七日正月;節分 ほか)
滋味礼讃―日々を重ねた地産料理(ご飯;麺類;豆 ほか)
手料理の基本(仕込みと下ごしらえ)(ご飯の炊き方;出しの取り方;スープの取り方 ほか)
著者等紹介
脇山順子[ワキヤマジュンコ]
1936年長崎市生まれ。料理研究家。長崎女子短期大学教授を経て、長崎シーボルト大学非常勤講師。専攻、調理学、食育学など。「子どもの食事」「給食と食育」「日本人型食生活」「スローフード」など現代の「食」の問題や長崎食文化について講演などをおこなう。また、長崎県男女共同参画審議会会長などを務め女性問題にたいする発言も多い
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