内容説明
沈黙の聖者ラマナ・マハルシ、教えの精髄。若き日の質疑応答集『私は誰か？』も併せて収録。
目次
第１部 真我
第２部 探究と明け渡し
第３部 グル
第４部 瞑想とヨーガ
第５部 体験
第６部 理論
特別収録 私は誰か？
著者等紹介
ゴッドマン，デーヴィッド［ゴッドマン，デーヴィッド］［Ｇｏｄｍａｎ，Ｄａｖｉｄ］
１９５３年、英国生まれ。’７６年以来シュリー・ラマナアシュラマム周辺に暮らす。アーシュラム発行の季刊誌“Ｔｈｅ Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ｐａｔｈ”の編集、執筆、そしてアーシュラム図書館の設立、運営に従事した。その後『あるがままに』を筆頭に、シュリー・ラマナ、彼の教え、彼の直弟子たちに関する１３冊の本を著作、編集する。また、プンジャジ、ラクシュマナ・スワミ、ニサルガダッタ・マハラジといった現代において最も傑出したアドヴァイタの師のもとで長い年月をともにした
福間巖［フクマイワオ］
１９６０年、萩市生まれ。１歳より東京、横浜。’７４年より北鎌倉臨済宗円覚寺にて参禅。’７９年、インドにてラマナ・マハルシの教えにであう。玉川学園大学英米文学部卒業。米豪欧にてデザインの仕事に従事。’９２年までドイツ他にて瞑想指導。インドに十数年、アルナーチャラ山の麓に４年半暮らす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
11
E.ﾄｰﾙ本､K.ｳィﾙﾊﾞｰ本繋がりで本書に至る。沈黙の聖者ﾗﾏﾅ･ﾏﾊﾙｼの“「私は誰か？」という問いかけによる実践的な真我探究”の教え。問答形式で、「あるがままに」至るための自己意識の在り方や瞑想について、古代ｲﾝﾄﾞ思想を背景に、ﾗﾏﾅ･ﾏﾊﾙｼが詳細に解説。自身の思い（在り方）を考える上で、気付き・学びに溢れていた。出会いに感謝。好物分野、且つ対話集のため、非常に読み易く、一気読み。内容濃く、しかも深い。一読程度では、表層部の把握に留まっているかも。ﾗﾏﾅ･ﾏﾊﾙｼについては、類書を視野に。2013/01/05
paluko
9
巻末に「私は誰か？」を収録。意外に読みやすい。各章の頭にその章のトピックに関するマハルシの教えの要約があり、その後は質問者の問にマハルシが答える一問一答形式。どんな質問に対してもいつも同じ答えが返ってくるような印象が残る。「この無知が去らなければならない。今一度言おう。誰が『私は無知です』と言うのだろうか？ それは無知を目撃している者に違いない。それこそがあなたである。ソクラテスは『私は私が知らないということを知っている』と言った。それは無知だろうか？ それこそが智慧なのである」（58頁）2023/10/24
りり
2
表紙の写真にやられた。目がすてき！これがわたし、と思うものはぜんぶ取り払って生きたらいい
まーら
2
う～ん。2012/08/07
KN
1
この世でもっともレベルの高い本のひとつではないかと思う。2017/05/20
