出版社内容情報
《内容》 スポーツ医学に関する成書の多くは各種スポーツ時の身体への生理学的影響,スポーツ損傷に対する身体の影響や予防対策,損傷に対する治療成績,リハビリテーションが主であった.眼科を中心とした成書はこれまで皆無に等しい.眼科教科書内に眼外傷の一部としてごくわずかにスポーツ外傷が記載されているに過ぎない.われわれ眼科医にとってもスポーツ眼科に関する成書の発刊を望んでいた.スポーツ時に視機能は外部の状況を瞬時に判断し行動に移すことに関与しており,視機能の低下がその判断を遅らせることによって,競技能力も低下してしまう.スポーツ眼科の目的はスポーツ時の眼球を保護するとともに,視機能の向上をはかることで競技能力の向上につなげることである.本書では代表的な競技の眼障害や障害への治療,安全対策が解説され,さらに視機能向上についても記されている.本書が,眼科医をはじめとし,他のスポーツドクター,スポーツ指導者などの多くの方々に読まれることを望むしだいである. 《目次》 主要目次カラー口絵Chapter 1 はじめにChapter 2 野 球Chapter 3 バスケットボールChapter 4 アイスホッケーChapter 5 ラケットスポーツとコートスポーツChapter 6 ボクシングChapter 7 アメリカンフットボールChapter 8 ゴルフとサッカーChapter 9 射撃とウォータースポーツChapter 10 眼窩の解剖Chapter 11 前眼部損傷Chapter 12 後眼部損傷Chapter 13 医学法律学的な見地Chapter 14 視覚トレーニング
内容説明
スポーツ時の視機能は外部の状況を瞬時に判断し行動に移すことに関与しており、スポーツ眼科の目的はスポーツ時の眼球を保護するとともに、視機能の向上をはかることで競技能力の向上につなげることである。本書では代表的な競技の眼障害や障害への治療、安全対策が解説され、さらに視機能向上についても記されている。
目次
野球
バスケットボール
アイスホッケー
ラケットスポーツとコートスポーツ
ボクシング
アメリカンフットボール
ゴルフとサッカー
射撃とウォータースポーツ
眼窩の解剖
前眼部損傷
後眼部損傷
医学法律学的な見地
視覚トレーニング