出版社内容情報
《内容》 現場の選手や指導者の立場,医師の立場とそれぞれの立場に応じた対応の仕方をまとめてあるスポーツによるケガの予防のための実用書.スポーツの現場で確実に増加している“使いすぎによる損傷”にも重点を置いて解説.ケガの予防のために知っていなくてはならない解剖学的解説から,損傷の予防法,リハビリテーション,コンディショニングまでを網羅.それぞれの損傷に対しては「症状」「原因」「リスクのある選手」「注意点」「現場でできること」「ドクターのできること」「リハビリテーション」「復帰までの期間」を明示.損傷の重症度に応じた段階的アスレチックリハビリテーションの方法を多数のイラストを使用して具体的に解説.“目の異物の取り方”“賢いジョギングの仕方”など知っていると役に立つ情報をコラムで紹介.スポーツドクターはもとよりスポーツの現場の指導者,体育大学生,スポーツ医療従事者などに必携の書. 《目次》 第1章 フィットネスの新しい考え方第2章 スポーツ損傷の予防第3章 筋力と伸展性:損傷予防のかぎ第4章 スポーツ損傷の診断と治療第5章 スポーツ損傷のリハビリテーション第6章 足の損傷第7章 足関節の損傷第8章 下腿の損傷第9章 膝の損傷第10章 大腿の損傷第11章 股関節,骨盤,鼡径部の損傷第12章 背部(胸椎と腰椎)の損傷第13章 肩と上肢の損傷第14章 肘の損傷第15章 手関節の損傷第16章 手と指の損傷第17章 頭頚部(頚椎)の損傷第18章 スポーツ選手の皮膚障害第19章 女性スポーツ選手のスポーツ医学上の注意点第20章 運動と高齢者第21章 スポーツのための栄養
内容説明
この四半世紀の間のレクリエーショナルスポーツとフィットネスへの爆発的な関心の高まりは、ライフスタイル革命と表現された。スポーツとフィトネスが何百万というアメリカ人に楽しみと健康を提供するために行われるようになった。しかしながら、現在のスポーツとフィットネスのブームのなかで問題となっている重要な点(損傷)を無視することはできない。スポーツケアのためには、医療の専門家をあてにする必要があることが、運動選手に十分に理解されていない。スポーツケアの基本的な知識をもつことは、運動選手が損傷を予防するためには欠かすことができない。本書で述べるスポーツ医学の新しいアプローチによるガイドラインに従うことによって、フィットネス活動をより安全で、効果のあるものにすることができる。
目次
フィットネスの新しい考え方
スポーツ損傷の予防
筋力と伸展性:損傷予防のかぎ
スポーツ損傷の診断と治療
スポーツ損傷のリハビリテーション
足の損傷
足関節の損傷
下腿の損傷
膝の損傷
大腿の損傷〔ほか〕