内容説明
人生は冒険物語、すべては始まったばかり。すべてを一度手放そう、最低のときは最高の瞬間。
目次
1 作者になる方法(現実と想像;人生の作者は誰?;失敗への欲求とさよなら;すべては可能 ほか)
2 主人公になる方法(主人公のプログラミング;コンフォート・ゾーンを抜け出そう;人生は魔法;主人公が行動を起こすとき ほか)
著者等紹介
ジュリアン,パトリス[ジュリアン,パトリス][Julien,Patrice]
1952年、モロッコで生まれたパトリス・ジュリアンは、予定調和の人生から抜け出す道を探しながら、心のささやきに導かれるままに、アフガニスタン、ポルトガル、インド、タイなどの諸国を遍歴。そして88年、日本へたどり着く。在日フランス大使館員、東京日仏学院副院長などを務めた後、やがて自分自身の才能を100%活かす生活を求めて、カフェ、レストランをオープン。同時に、数多くのエッセイ、料理関係の書籍を著し、その独自の美意識と生き方の思想が大勢のファンを生んだ。現在は、「美しい人生のつくりかた」を新たな形で提案する、ライフスタイルプロデューサーとして活躍
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感想・レビュー
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袖崎いたる
10
唯幻論+プラグマティックな神ありきの実存主義という印象な、著者の直観的かつ経験的な人生観の披歴。まず、現在の行動可能およびその意力を規定する過去の束縛は、所詮“ない”ものの拘泥に過ぎないとし、著者はそんな読者の愚かな自然的態度を指摘する。その実体は「これが自分なんだから仕方がない」という諦観を装った自己像への愛着である。人生は物語である。それは今における語りが想起と予期とが想像力によって左右されることを意味する。ワタシは人生の作者であり主人公である。詰るところ「結果にコミット」せよという構えを促してる。2015/08/19
Chiron
1
映画の、物語の主人公のつもりで日々を積極的に紡ごう! あの時の活動的な私を作ってくれた名著。 たまにコンフォートゾーンでうずくまっている自分に喝を入れるために読まなくては!!ありがとうパトリスさん。
がっちゃん
0
リサイクル本。「現実とは、絶え間なく起こる状態のつながりによってのみできている」行動するかしないかの選択の連続。2017/05/31
とんび
0
パトリス・ジュリアンに激しくインスパイアされる。私の人生は今日から始まる。どんな自分の物語を作れるかワクワクする。2013/02/22
Gin
0
一読の価値あり。2011/07/25