内容説明
「名文」を書きたいと考えている人には、本書は無用の長物です。本書の目的は「名文」ではなく、わかりやすく読みやすい「明文」を書くためのヒントを提供することだからです。
目次
第１章 ここがヘンだよ『日本語練習帳』（言葉の意味を吟味するのはたしかに有意義だが…；文法を「役に立てる」ことができるのか ほか）
第２章 わかりやすい文章を書くためのヒント（スタイル編）（「明文」と「名文」の違い；一文の長さは何を基準に考えるべきか ほか）
第３章 わかりやすい文章を書くためのヒント（表現編）（文をわかりにくくする「係り結ばず」；「ように＋否定形」の形は避ける ほか）
第４章 読みやすい文章を書くためのヒント（読みやすい文章の特徴；常用漢字表を原則にするしかない ほか）
あとがきにかえて 新聞の文章について考える（「結論先行」にこだわる必要はない；書き手の感情を優先させる ほか）
著者等紹介
守沢良［モリサワリョウ］
フリーランスの編集者兼ライター。１９５９年、北海道帯広市生まれ。大学卒業後、出版社や編集プロダクションで書籍・雑誌の編集に従事する。児童書から心理学の本まで、幅広いジャンルの出版物にかかわってきた
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