内容説明
空襲・疎開・勤労動員。総勢31人の元大学教授たちが、ほんとうの平和を願って語り始めた。
目次
第1章 中学生たちの戦時下―勤労動員そして少年兵(知覧・半田・広島・長崎―学徒動員の記憶(諏訪兼位(名古屋大学名誉教授・日本福祉大学名誉教授))
被爆で親友を亡くした戦争体験(可児島俊雄(名古屋大学名誉教授)) ほか)
第2章 戦時下の小学生―学校生活と疎開(小学生だった私の「戦時中」(歌川悦子(日本福祉大学名誉教授))
戦時と戦後の学校生活(中田實(名古屋大学名誉教授)) ほか)
第3章 子どもたちが体験した戦争―空襲、機銃掃射(私の被爆体験から(沢田昭二(名古屋大学名誉教授))
戦争から平和へ―空襲の体験(高橋正(愛知大学名誉教授)) ほか)
第4章 外地での戦時下―満州、内蒙古(内蒙古で過ごした少年時代(鳥居達生(名古屋大学名誉教授))
敗戦前後の「満州」で(大木一訓(日本福祉大学名誉教授・労働運動総合研究所顧問)) ほか)
第5章 戦時下という時代(戦時下の思想弾圧の体験(一ノ瀬秀文(大阪市立大学名誉教授))
戦時期の体験(青木みか(名古屋女子大学名誉教授)) ほか)