内容説明
関東大震災後の不況の中で、実彦が発案した円本(えんぽん)は一世を風靡し“円本時代”をつくりあげた。大正・昭和初期、日本の文人・思想家がこぞって執筆した雑誌「改造」を主宰。アインシュタインを招聘し、科学界に貢献したのも実彦だった。実彦の全生涯と、彼の死後忽然と消えた改造社の実像が、今明らかになる。
目次
1 鹿児島から沖縄へ
2 挫折、そしてシベリアへ
3 「改造」創刊
4 円本時代
5 改造社解散
6 実彦の死と「改造」の終焉
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