内容説明
著者は、いじめ問題は個別の事象ではなく、すべての子どもの危機だと訴える。親は、教師たちはどうすればいいのか?保育園長、町の教育委員、短大の非常勤講師と豊富な実践に基づいた「解体教育」を唱える著者が、新しい大人の生き方を提起する。
目次
第1章 子どもの現在
第2章 戦後の社会変動がもたらしたもの
第3章 「素直ないい子」―失われた子どもらしさ
第4章 生命が見えない時代の子どもたち
第5章 煽りの文化から鎮めの文化へ
第6章 将来への難問
終章 子どもの声を聞く―「いい子」の解体