内容説明
近世からの系譜や「血筋」でいくらかんがえても、部落差別とは何かはわからない。被差別部落は、近世賎民の軍事力を明治国家が解体したことにはじまる。近代資本主義成立の過程で、産業予備軍の供給地として、あらたに形成された被差別部落。大反響を呼んだ前著『被差別部落の真実』の著者が、差別的俗説と無理解を撃つ、第2弾!!
目次
プロローグ 部落差別とは?
1章 被差別部落の境界
2章 だれが被差別部落民となったのか
3章 近代と部落差別
4章 戸籍制度と部落差別
5章 カミングアウトとアウティング―部落出身を名乗ること
6章 現代の融和主義―「同和はこわい考」批判
著者等紹介
小早川明良[コバヤカワアキラ]
特定非営利法人社会理論・動態研究所理事・研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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