内容説明
腎臓がんはすでに全身に転移、「余命わずか」と告げられながら4年を過ぎて元気一杯に生きる著者。いったい何が、癒す力をもたらしたのか―。「がんは百人百様、対処法も一人ひとり違っていい。自分に合った療法を徹底的に進めることだ!」自らのがん体験を通して、患者主体の医療をもとめ、「がん=死病」の構図を崩す。苦闘するがん患者、家族に贈る希望の書。
目次
第1章 希望は生きる力を爆発させる
第2章 がんは百人百様、療法も千差万別―がん患者家族の闘病記(吉田春子)
第3章 がんと向き合うことは自分と向き合うことだ―私の闘病スタイル
第4章 人類の「悟り」の瞬間と生きる力
第5章 生きる力を爆発させる医療の多元主義をもとめて
おわりに 人は希望によって生き、希望によって死ぬこともできる
著者等紹介
吉田勝次[ヨシダカツツグ]
1943年生まれ。大阪大学文学部国史学科、ロシア科学アカデミー東洋学研究所大学院卒。歴史学博士(ロシア政府最高審査委員会)、元兵庫県立大学環境人間学部教授。大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員教授、国際社会開発論・国際政治専攻。いちょう会館太極拳健康教室主宰。ガンの患者学研究所会員、A.P.LINC姫路代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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