目次
序章(本書の課題;資料と研究方法;本研究の課題;「北海道旧土人保護法」;明治維新以前のアイヌ民族の歴史)
第1章 開拓使のアイヌ民族政策(土地政策と強制移住;異文化適応政策;漁業改革;狩猟の規制化;アイヌ民族の法制的臣民化)
第2章 三県のアイヌ民族政策(占守島アイヌの強制移住;同化推進としての勧農政策;教育と土人学校;アイヌ民族の実質的臣民化)
結論(“旧土人”;同化政策:包摂と排除;植民地政策の影響;今後の課題)
資料
著者等紹介
多原香里[タハラカオリ]
1972年北海道札幌市生まれ。1995年北海道教育大学岩見沢校小学校教員養成課程卒業。1997年先住民インターンシップとして国際連合人権高等弁務官事務所に勤務。先住民族関連の国連作業部会の事務局スタッフに加わりながら、国連システムや国際法・国際人権法を学び、ILO(国際労働機関)での研修を行う。2001年フランス国立社会科学高等研究院入学(アイヌ民族近現代史専攻)。2005年修士課程修了。現在、同博士課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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