内容説明
「沖縄音楽」の先駆・宮良長包の執筆論文を収録した初の著作集。長包の音楽観、教育観を知る好個の書。
目次
第１部 宮良長包執筆論文（沖縄音楽の沿革及び家庭音楽の普及策；教育唱歌の研究；初学年児童の普通語につき ほか）
第２部 宮良長包の教育観・音楽観（宮良長包の音楽観と作曲集刊行の経緯；宮良長包の音楽教育と作曲活動）
第３部 序文等にみる宮良長包・人と音楽（沖縄は長包を持つことで救われている（山田耕筰）
音楽の近代的天才（稲垣国三郎）
「首里古城」のこと（伊波南哲） ほか）
著者等紹介
三木健［ミキタケシ］
１９４０年沖縄県石垣島生まれ。八重山高等学校、明治大学政経学部卒業。１９６５年琉球新報社入社。９３～９８年編集局長。現在専務取締役／ラジオ沖縄会長石垣市史編集委員／竹富町史編集委員／那覇市史編集委員
大山伸子［オオヤマノブコ］
１９５１年沖縄県石垣市生まれ。八重山高等学校、国立音楽大学卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程音楽教育専攻修了。米国のニューヨーク・ダルクローズ音楽院、ロンジィ音楽院（沖縄県人材育成財団国外研究員）、ジュリアード音楽院（宇流麻財団研究助成）留学。現在沖縄キリスト教短期大学助教授。専門：音楽教育、ダルクローズメソッド、宮良長包研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
