内容説明
「さいわい住むと人の言う」この町(幸町)の住民となって6年。所詮は移住してきたよそ者であれば、この後どこまで経っても「土の人(地元の民)」にはなれないが、「風の人」として振る舞うことで、新鮮さを提供し、土と風とが一体化することで、これからの「益田の風土」を築き上げたいと願う。そこに「益田っこ」を発行する意義づけを見出したいものである。
目次
益田っこ
ちょっと
いってかえり
風の人(夢みつつ深く植えよ)
犠牲(サクリファイス)
犀の角のようにただ独り歩め
祝 はじめはおわりのはじめです
プロセス(人生の一行路)
改めて問う、あたりまえのこと
あいたくて
謹賀新年 はじめに…
降る雪や
風立ちぬ(We have a dream)
これらのちひさなものがたり
益田の祝婚(折を得ても、得なくても)
うららか(麗か)にうちとけ給へば
人生の道すがら
天の病む
あわれ(ああ、われ)
いたしいけ〔ほか〕
著者等紹介
元正章[ハジメマサアキ]
1947年神戸市生まれ。日本基督教団牧師。早稲田大学政経学部卒。卒業後、ヨーロッパを2年半放浪。帰国後、神戸市内の書店(南天荘書店)に勤務。併行して市民団体「六甲を考える会」代表を務め、街づくり活動に注力する。のちに神戸市議会議員に立候補するも落選。1995年の阪神淡路大震災を経て、52歳の時、書店を辞め、関西学院大学神学部大学院に進み、神学を修める。卒業後、牧師として兵庫県高砂市の曽根教会に赴任。続いて西宮市の甲子園二葉教会を経て、2017年島根県の益田教会に着任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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