目次
ふるさと信州塩尻―５才で奉公に、貧しさに負けず
旅立ち―心に誓った父との約束
柳橋時代―なにも知らずに花柳界へ
「はやし」のおかみ―おかみさんから学んだ生きる才覚
岸柳会―時代を動かす人々との交流
寮長のころ―困難な戦時を乗りきる
銀座の店「井上」―「おかみ」としての本領発揮
思いはふるさとへ―いま、しあわせの時を迎えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hannibal
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文字が大きいので一気読みできた。苦労を重ねながらも、不平を言わず、自身の努力と持ち前の打たれ強さで成功を勝ち取った人の物語。「おつるさん」を一言で表すなら「逆ゆとり世代」という感じ。また、作中で米内光政との面識があったのには驚かされた。おつうさんの目を通した米内の印象と一般的な彼の印象に違いがないことも興味深かった。 2013/01/17
