出版社内容情報
《内容》 膵臓の仕組みから働き、膵臓の疾患、それらに対する治療法までを網羅した膵臓の全てがこれ一冊で理解できる。膵臓に関する臨床医学の第一人者が、数年前に書き下ろし、好評裡に刷りを重ねてきたが、最近のめざましい膵臓がんなどの治療方法の進展に伴い、今回全面的に書き改め、第2版として発行した。
《目次》
第一章 膵臓のはたらき
1 膵臓のしくみ
2 膵 液
3 膵液と胃液
4 膵内分泌
第二章 膵臓病の症状
1 疼 痛
膵管の閉塞
神経叢への刺激
2 下 痢
3 黄だん
4 糖尿病
第三章 膵臓病の検査
1 血液検査、尿検査
2 腫瘍マーカー
3 膵機能検査
4 レントゲン検査、超音波検査
第四章 急性膵炎
1 アルコール性膵炎
2 胆石による膵炎
3 術後急性膵炎
4 ERCPによる膵炎
5 高脂血症と膵炎
6 薬剤による膵炎
7 急性膵炎の炎症
8 急性膵炎の診断
9 軽症・中等症の急性膵炎の治療
10 重症急性膵炎
11 重症急性膵炎の治療
12 重症急性膵炎の動注療法
13 重症急性膵炎の手術
第五章 慢性膵炎
1 原 因
2 アルコール性慢性膵炎
3 胆石性慢性膵炎
4 特発性慢性膵炎
5 膵石症
6 腫瘤形成性慢性膵炎
7 慢性膵炎の症状
8 慢性膵炎の診断
9 慢性膵炎の薬物治療
10 膵石に対する体外衝撃波結石破砕療法
11 慢性膵炎の内視鏡治療
12 慢性膵炎の手術療法
第六章 膵がん
1 膵がんとは
2 増え続ける膵がん
3 日本人の膵がん
4 膵がんの原因
5 膵がんの進展
6 膵頭部がんの症状
7 膵体尾部がん
8 小さな膵がん発見のきっかけ
9 膵がんの診断
10 膵がんの治療
11 膵頭十二指腸切除術
12 膵頭十二指腸切除術後の状態
13 膵頭十二指腸切除術後の合併症
14 膵体尾部切除術
15 膵全摘術
16 膵がんの予後
17 切除不能膵がんの対策
18 疼痛に対する治療
19 膵がんに対する放射線療法
20 膵がんに対する化学療法、免疫療法
第七章 膵嚢胞
第八章 膵内分泌腫瘍
1 インスリノーマ
2 ゾリンジャーエリソン症候群
3 WDHA症候群
第九章 膵外傷
第十章 膵臓病Q＆A
第十一章 食事療法
目次
第１章 膵臓のはたらき
第２章 膵臓病の症状
第３章 膵臓病の検査
第４章 急性膵炎
第５章 慢性膵炎
第６章 膵がん
第７章 膵嚢胞
第８章 膵内分泌腫瘍
第９章 膵外傷
第１０章 膵臓病Ｑ＆Ａ
第１１章 食事療法
著者等紹介
真辺忠夫［マナベタダオ］
１９６７年京都大学医学部卒業。同年京都大学医学部第一外科入局。その間２年８カ月間米国ハーバード大学に留学。１９８１年京都大学医学部第一外科講師。１９９４年名古屋市立大学医学部大学院臨床病態外科学教授・消化器外科教授。医学博士。学会理事・評議員―国際外科学会、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本膵臓学会、日本肝胆膵外科学会、日本癌治療学会、日本胃癌学会、日本静脈経腸栄養学会、日本腹部救急医学会、日本臨床外科学会など
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