内容説明
幼い時にいちどは読んでほしい日本の昔話を格調高い文と美しい絵で贈ります―。「花さかじい」「えすがたあねさん」「まめこじぞう」などのよく知られたお話13編を収録。5歳から小学校低・中学年向。
目次
花さかじい
ぶよのいっとき
えすがたあねさん
ねずみのすもう
さるむこいり
まのいいりょうし
まめこじぞう
ほらあなさま
さるとひきのもちとり
すずめのあだうち
三まいのおふだ
つぶの長者
年こしのたき火
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼんくら
30
【「瀬田貞二」生誕100周年】イベント♪瀬田貞二文/瀬川康男・梶山俊夫絵、「花さかじい」「えすがたあねさん」「まめこじぞう」などのよく知られたお話13編を収録。何しろ正直者が幸せになり、欲張りものは、大変な目に合うと教えてくれる。のら書店から「世界のむかしばなし」とセットで出ている。2016/04/11
シュシュ
21
【「瀬田貞二」生誕100周年】一番好きなのは『えすがたあねさん』。器量よしで、あったかい心と、冷静な賢い頭を持ったあねさん。他の本でも読んだことがある話だが、特に今回は、この夫婦のかわいらしさがよかった。他にも知っている話が多かったけれど、瀬田さんが書くとなんだか楽しい。子どもを楽しませたいという気持ちが伝わってくる。でも、やりすぎではないさじ加減で…。面白かった。2016/04/28
どら母 学校図書館を考える
14
「瀬田貞ニ生誕100周年」。花咲か爺さんの最初が鹿狩というのは、初読みだった。2016/06/09
みよちゃん
11
大人のためのおはなし会ー年こしのたき火ーを語る。おだまーという言葉を説明して語る。メンバーのかたりー「 干支のはじまり」「つるかめ」「 田の久」「 年こしのたき火 」「 いちばんたいせつなもの」「 ゆきんこ 」「 こびととくつや」「 『がみがみシアール』と少年 」「 かぜがはこんだクリスマスまで」合間にリコーダーの演奏と図書館職員の方の落ち着いた飾り付けに、会場の雰囲気があたたかさに助けられて、終わった。プログラム構成に、苦労した。2018/12/25
まげりん
11
瀬田貞二に瀬川康男に梶山俊夫とは、なんと贅沢な!チョイスもありがちなものに問わられず、知らないお話もあって楽しい。物語はやっぱり読み聞かせが楽しいと言うのをちゃんと分かってくれてる珠玉の1冊。2015/08/21