著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京都出身。2年間のブラジル滞在後、童話や絵本の創作を始める。『わたしのママはしずかさん』(偕成社)と『ズボン船長さんの話』(福音館書店)で路傍の石文学賞、『大どろぼうブラブラ氏』(講談社)で産経児童出版文化賞、『魔女の宅急便』(福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館出版文化賞、JBBYオナーリスト賞を受賞
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
大阪府出身。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、絵本の創作を始める。『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で日本絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
66
娘チョイス。なぞなぞだが、「○○なの、なーんだ」の言い回しがなく、詩のような表現。例えば、「フライパンに のってる きいろい めだま おひさまみたいに わたしを みてる」のような感じ。答えは、さりげなく、というか、堂々と絵になっているので、娘は、問題の意味が分からなくても、「めだまやきー!」と、元気よく答えられるのだった。テンポの良い言葉遊び絵本としても楽しめる。2015/09/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
おはなし会のメインよりも、つなぎで遊びたい絵本。小さめのえほんですが、なぞなぞなので楽しく遊べそう。絵がヒントというより答なので小さめで良かった(笑)2019/11/24
april-cat
14
悪くないですが、ちょっと簡単すぎるかも?小学生だと絵を見なくてもすぐにわかってしまいそうです。幼児向けかなぁ。言葉に敏感になってほしいので、こういうなぞなぞの本は大事だと思います。2013/07/31
ヒラP@ehon.gohon
12
開いたページに答えのヒントが描いてあるなんて、なんと親切な絵本でしょうか。 でも、こうやってものの名前を覚え、考える力が育っていくのだと思ったら、微笑ましい気持ちになりました。 長谷川義史さんの絵がユーモラスで温かみがあります。 コンパクトにできているのは、お出かけ中の退屈対策でしょうか。2018/03/08
マツユキ
10
角野栄子さん、長谷川義史さんという組み合わせは、珍しい。謎々と言うより、詩にような、言葉のリズムが心地よい。答は、絵を見たら、分かるかな。考えていたのとは違うけど、これも良い。手の平サイズが可愛い。2019/10/08
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