てぶくろ―ウクライナ民話

てぶくろ―ウクライナ民話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ キガイ判/ページ数 32p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784931129443
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

さむーい真冬のロシアの森。男の子がてぶくろを、おとしてしまいました。雪のうえにおちたてぶくろに、つぎからつぎへと、森のどうぶつたちが、おしかけてきて…ゆかいなウクライナ民話を、リズミカルで心地よい文章と、美しく味わい深い絵で描いた絵本です。

著者等紹介

トレッセルト,アルビン[トレッセルト,アルビン][Tresselt,Alvin]
1916年ニュージャージーに生まれる。インテリア・デザイナーや、コピーライターを経て、編集者になる。こどもの雑誌「ハンプティ・ダンプティ」誌の編集、ペアレンツ・マガジン・プレス社の編集長などを歴任し、その頃からこどもの本を書きはじめる。主な作品に『しろいゆきあかるいゆき』(コールデコット賞受賞)『あまつぶぽとりすぷらっしゅ』(コールデコット賞次点)などがある

ヤロスラーバ[ヤロスラーバ][Mills,Yaroslava]
1925年、ニューヨークに生まれる。イラストレーター、画家として活躍する一方、ブックデザインを手がけたり、大学の美術講師などもつとめる。1951年から1959年の間は、「ハンプティ・ダンプティ」誌のアートエディターをつとめる

三木卓[ミキタク]
1935年生まれ。静岡県出身。詩人、作家。早稲田大学露文科卒業。詩集『東京午前三時』でH氏賞、『わがキディ・ランド』で高見順賞、小説『鶸』で芥川賞、『路地』で谷崎潤一郎賞、児童書『ぽたぽた』で野間児童文芸賞、『イヌのヒロシ』で路傍の石文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

75
お気に入りさんのレビューに牽かれて、手に取った季節外れの絵本。冬の森を舞台にしたユーモラスな物語はつかの間暑さを忘れるには良いかも。薪拾いの途中で手袋を片っ方落としてしまった男の子。それは寒さに耐えていた森の動物たちに暖かさをプレゼントしてくれた。ネズミにカエル、フクロウ、ウサギ……次々に集まってくる動物たち。でも……。古典的なウクライナ民話を翻案し、水色を印象的にあしらったセンスが光る。2005年11月初版。2016/07/24

tokotoko

45
★ウクライナ★民話①★流し目がちょっと和風美人風?で、何といっても、雪の結晶の美しいラインに惹かれて借りてきました。かなりクラシックな口調で!語ってくれるのはね、てぶくろ人生!!何だかね、お話のバックで、アコーディオンとかハーモニカとかの陽気な調べが聞こえてきそうな・・・楽しい1冊です。11月の絵本は、時々、いろんな国の民話を読もうと思います。家の世界地図にもね、印、つけていきたいです。2015/11/02

かおりんご

37
絵本。読み聞かせのための下読み。こちらも主人公は男の子。いろんな動物が手袋の入るのは一緒だけれど、出てくる動物の数が違う?最後には、手袋が残念なことに!でも、まぁ、普通はそうだよねと思うけどね。読み比べるのが楽しみです。2016/07/11

かおりんご

34
読み聞かせ(112)これも気に入ったらしい。やっぱりオチが現実的だしね。ハラハラドキドキしながら聞いていました。2016/07/13

ちえ

30
図書館の壁面「てぶくろの絵本コーナー」◆有名なラチョフの「てぶくろ」に挑戦したクールでチャーミングな絵本。おじいさんが男の子になっていたり、入る動物もちょっと違ったり、最後の最後こちらのてぶくろはバラバラになってしまいます。こちらもそれぞれのウクライナの民族衣装がかわいい。2019/02/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/972375
  • ご注意事項

最近チェックした商品