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内容説明
“生きた危機管理マニュアル”ともいえる貴重な記録。
目次
第1部 阪神大震災・危機への対応(1月17日、当日の模様;中央銀行業務の立上げ、遂行 ほか)
第2部 よみがえれ!神戸(神戸経済復興への提言;経済復興へのキーワード ほか)
資料(神戸支店業務運営関連主要日誌;1月17日以降8月31日までの銀行券受払状況 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
micheldujapon
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阪神大震災の時の日銀神戸支店長の手記。クライシスマネジメントのリアルな教科書。電気が使えない中で現金が大きな役割を果たしたり、交通が寸断された中で歩いて出勤したり(興銀の船を使うという選択肢なんかも出てくる)、現場・現物の重要性を再認識する。震災後、すぐに現金の払い戻しを再開したり、手形交換所を開けたり、想像以上のスピードで決済機構を守ったのは素晴らしいことだけれども、職員がずっと会社に泊まり込みだったり、犠牲も相当に大きかったのではないか。2020/12/27
ヤスノリ
0
ライフラインって言うと電気ガス水道ですが、「お金」もとっても大事なライフラインでその流れを司る日銀神戸支店長の日記です。当時はなかったBlogのような文体ですね。mixiの日記ぽい感じ。生々しいです。銀行の前についてドアが開かないところから問題がこれでもかと降ってくる第一部はグイグイ読めてしまう。自分が同じ立場に立ったとしたらこんな風にはとてもじゃないけど動けないなぁって。。著者がそれができたのは「自分が何をしなきゃならなくて何をしているか」が優先順位も含めて明確にしていたから。それプロローグでわかる。2018/08/18
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