- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
内容説明
「北方四島」はどうなっているか?4年前からこのテーマを追い続ける著者が実際に現地を歩いて見たものは、燃料欠乏による全島停電や枯渇する水産資源など、行き詰まった島の姿だった。苦悩しSOSを発する「北方四島」に、私たちはこれからどのように関っていけばいいのだろうか。「冷戦思考」や「領土問題」という古く狭い視点から脱し、島の住民との具体的連帯こそ必要だと訴えかける。
目次
1 エトロフ全島停電
2 乱獲の海
3 無人化する島
4 「北の脅威」はいま
5 千島アイヌへの視点
6 変わる「領土」への意識