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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
15
M・ハーヴィオの「カレワラ物語」の翻訳らしいが、抄訳なのか、原本を底本としてアレンジを加えたのかは不明。散文のためストーリーも追いやすく、原典に頻出する繰り返しや細かい比喩が省かれているため、入門書向き。50章22800行の韻文を読まないで済むという意味では福音ですが、一方で詩に込められたニュアンスやユーモアなどを味わうには韻文が優れています。カレワラの中で、質問されたワイナモイネンやロウヒが3回嘘を言うのは問答の定型のようで、聞き手を楽しませる工夫なのでしょう。現在はプレスポートから再版されています。2021/12/17
ty.
0
確か物心ついた頃には本棚にあった。フィンランド語だったので絵だけ追っていた。