内容説明
警察庁科学警察研究所に勤める風祭栞の前に現われ、悲痛な眼差しで助けを求める少女―。“現世”の、そして“来世”の少女を救うため、栞と弟の忍は立ち上がった。時空を超えた迷路の中、姉弟はその謎を解き明かして行く!菊池寛作家育成会が生んだ新進気鋭作家の第一弾。
著者等紹介
聖神吾[ヒジリシンゴ]
1970年生まれ。大阪府大阪市出身。地元工業高校を卒業後、小説家になることを決意。郵便局に就職し、郵便業務に従事しながら習作に励む。1996年、26歳の時にプロ作家を目指して上京。さまざまな職業を経験しながら本格的に執筆活動に入る。2008年3月、菊池寛作家育成会の存在を知り、本作品で応募、高評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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