内容説明
アメリカに誕生した初の黒人大統領が、二人の男を未曽有の極限状態に追い込んだ。忠誠心熱き米財務省シークレット・サービス警護課長ジャック・ロジャース、出世レースから脱落した警視庁警備部所属野口英輔である。浮上した来日時の暗殺計画―。二重三重に仕掛けられた落とし穴。美しきスナイパーとの息詰まる攻防。
著者等紹介
阿木慎太郎［アギシンタロウ］
１９３９年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、東宝に勤務、東宝映画取締役を経る。７５年『愛と憎しみの宴』でデビュー。以後、アクション、ハードボイルド小説などで活躍。『闇の警視』シリーズが人気を博す。ロス在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ロビー
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話はとても面白いし、ジャック編とアキラ編、野口編の３巻になっても納得な内容だったと思うけれど、誤字が多いのが難。初版だから仕方ないかとも思ったが、奥付を見たら、文庫で一度出ているというじゃあないか。それはあんまりだ。 校閲のしっかりした、ところから出し直さないかしら。。。 内容はホントに面白いのよ。宮崎学の「アジア無頼―「幇」という生き方」を読んだあとなので「幇」組織が活躍する本作はとても興味深かった。2012/02/19
